

1995
Chateau Margaux(シャトー・マルゴー)
Margaux (マルゴー)
140,000円 (税別)
フランス・ボルドー地方メドック格付け1級シャトー。「ワインの女王」にたとえられるボルドーワインの中でも、シャトー・マルゴーの味わいは、力強さの中にもエレガントさを備え、「ボルドーの女王」と呼ぶに相応しいワインです。色は光を通さないほど濃いルビー色で、ノーズのアロマは甘草や甘いスモーキーな新樽と混ざり合った、ジャムにしたような黒系果実や甘草、ミネラルを思わせる香りがします。並はずれた豊かさ、すばらしいつりあい、フィニッシュにはずっしりとしたタンニンが感じられる素晴らしい味わいや香りが複雑で、しっかりとしたフルボディさを感じます。その強さの中に秘められたエレガントこそフランス的な「女性的」という形容詞がぴったりなワインです。

2009
Benjamín Romeo(ベンハミン・ロメオ)
CONTADOR (コンタドール)
59,000円 (税別)
スペインワイン界のトップキュベで「最高の芸術品」といえる赤ワインです。CONTADORはブドウの出来の良い年にしか醸造されません。スペインのブドウの当たり年に造った2004年と2005年はパーカーポイント100点を獲得し、翌年のブドウの出来の悪い2006年には造りませんでした。この2009年も98点をとっています。果実味が華やかでブラックチェリーやブラックベリーのコンポート、すみれの花に、バニラやロースト香が調和し、 加えて甘苦系スパイスほのかなビターチョコ、ナツメグ、などの香りが広がります。しっかりとしたタンニンとのバランスがよく、なめらかさも含み、余韻までその印象が持続する素晴らしいフルボディのワインです。

2017
TENUTA DELL’ORNELLAIA(テヌータ・デル・オルネライア)
ORNELLAIA(オルネライア)
54,000円 (税別)
イタリア、トスカーナ州ボルゲリに位置するオルネライア。2001年にはワイン・スペクテーター誌のTHE TOP 100 WINESにて第1位を獲得するなど、世界有数ワインメーカーとしての地位を不動のものにしています。ブドウの新鮮さと輝き、香りが最大限に引き出された官能的で優美なスタイルのワイン生み出す、スーパータスカン屈指の生産者です。深い紫色で、黒いベリー系の果実と甘草の芳醇で華麗なアロマは温暖なヴィンテージの特徴ですが、口にふくんだ際のバランス感が際立っています。リッチで、ベルベットのように口の中を覆い、優れた硬さも持ち合わせ、しっかりとした切れ味を生む驚くほど鮮やかな酸が感じられます。地中海の絢爛さを伴った繊細な活力と、寛大さ、友好的さが一体となった光輝くようなワインです。

2013
Donatella Cinelli Colombini (ドナテッラ ・チネッリ・コロンビーニ)
Brunello di Montalcino RISERVA (ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルバ )
32,000円 (税別)
サンジョヴェーゼ100%のフルボディのワインです。ブドウは”アルディータ “と呼ばれる約2ヘクタールの小さな畑から来ており「カサト・プライム・ドンネ」を見下ろす丘の上に位置しています。近年の気候変動によりこのアルディータの土壌はモンタルチーノの最高の畑の1つとも専門家から考えられています。鮮やかなルビーレッドカラーで、繊細で赤い果実感があり、コーヒーやチョコレート、たばこのようなスパイシーな豊かな香りです。全体に調和がとれており、ビロードのようなタンニンとコクによって味わいの幅が広がります。奥行きがあり余韻も心地よく続きます。30年以上熟成可能なワインで、このビンテージはワインアドヴォケイト 94点、ワインエンスージアスト 95点、ジェームズ・サックリン 93点を獲得しています。

2017
DOMAINE MANUEL OLIVIER(ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエ)
VOSNE ROMANEE(ヴォーヌ・ロマネ)
28,000円 (税別)
ニュイ・サン・ジョルジュからオート・コート・ド・ニュイ方面に上って行ったコンクール・エ・コルボンにあるドメーヌです。当主マニュエル・オリヴィエの実家はカシスなどを造っている農家でしたが、 1990年に一念発起しドメーヌを開業しました。 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティで熟成コンサルタントとして働いた経験を持ち、ブルゴーニュの権威ある賞を次々と獲得する程の実力の持ち主です。濃密な果実の香りとブーケやベリー類の華やかなアロマがある、ブルゴーニュ地方で最も有名な村のワインです。滑らかでエレガントな質感があります。酸味と旨みのバランスが優れているので、野菜や肉料理全般と相性が良いミディアムボディのワインです。

2017
Chateau Leoville Barton (シャトー レオヴィル バルトン)
SAINT JULIEN(サン ジュリアン)
24,000円 (税別)
サンジュリアン村には、3つの“レオヴィル”と名のつくシャトーがあります。レオヴィル・ポワフェレとレオヴィル・ラス・カーズ、そしてこのレオヴィル・バルトン、全てメドック格付け2級です。もともとは一つだった畑が分家して出来たもので、レオヴィルの下の名前には分家当時の所有者の名前がそのまま残っています。その中でもロバート・パーカー氏に「サン・ジュリアンの最高級ワインの中でも、最上のお値打ち品となっている。」と言わせたワインです。 ワインは香り高いアロマと重過ぎずまとまりの良い味わいというサン・ジュリアンの美点をしっかりと備えたスタイルで、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、筋肉質でクラシックな仕上がりが特徴です。濃密な果実味と上品な余韻が心地良い、ボルドーワイン好きの方へはもちろん、特別な日にオススメの1本です。パーカーポイント95点のフルボディのワインです。

2019
Chateau GINKGO Domaines Yurigusa (シャトー ジンコ ドメーヌ ユリグサ)
Cotes de Bordeaux (コート ド ボルドー)
26,000円 (税別)
百合草梨紗(ゆりぐさ りさ)さんはフランス人の夫と二人でシャトーを立ち上げ、日本人の女性ボルドーワイン醸造家としてトップキュヴェである「シャトー・ジンコ 」のファーストヴィンテージ2016を2018年にリリースしました。百合草さんは長くワインのネゴシアン業に従事し、いつしか自分のこだわりが詰まったワインを造りたいと思うようになり、ボルドーの有名シャトーであるジスクール、ポンテ・カネ、レ・カルム・オー・ブリオンなどで栽培や醸造を学びました。「シャトー・ジンコ」はメルロー100%にこだわり、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得しました。黒みの強いガーネット、ダークプラム、ブラックラズベリー、テクスチャーはなめらかで、果実をそのままかじったかのような生き生きとしたフレッシュ感があり、ストラクチャーもしっかりしていてピュアな果実のバランスがとれた味わいです。ブドウの旨味が濃縮されており、土壌由来のミネラルときれいな酸が心地良く口に広がるフルボディのワインです。

2019
Pierre Labet(ピエール・ラベ)
Gevrey Chambertin Vieilles Vignes(ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ )
23,000円 (税別)
「ジュスティス」、「クレ」、「ジュイーズ」の3つの区画の平均樹齢60年以上のブドウを使用し、野生酵母のみでコンクリートタンクで全房発酵させ、20ヶ月熟成させます。また、清澄もフィルターもかけずに瓶詰めします。 ラズベリーやチェリーにプラムやカシスの赤黒系果実の凝縮した香り。エレガントな酸と細かいタンニンがしなやかな骨格をなす魅力的なワインです。

2017
MARCHAND TAWSE (マルシャン・トーズ)
GEVREY=CHAMBERTIN (ジュヴレ・シャンベルタン)
23,000円 (税別)
パスカル・マルシャンは国をまたいで活躍するワインメーカーで、今やブルゴーニュをはじめ、その活躍の舞台はオーストラリア、チリなど南半球まで及んでいます。ネゴシアンといえど手の込んだつくりから評価は高く、『ブルグハウンド』などで高得点を得ており、パーカー・ポイントも高得点を得ています。穏やかで落ち着いた果実味で、酸は低くないのですが程よく感じられ、タンニンの質が極めてよく、樽香がとても控えめな余韻が残ります。まさしく繊細で上質な肉などと相性の良いミディアムボディのワインです。

2017
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT (アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー)
ALOXE CORTON LES CITERNES (アロース・コルトン・レ・シテルヌ)
22,000円 (税別)
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして、徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。赤い果実を想わせるエレガントな香りで、フレッシュでしっかりした果実味の充実感と、適度な酸と厚みが感じられます。熟成するとリッチさと凝縮感が丸みを帯び、より柔らかな口当たりへと変化します。フルボディとミディアムボディの丁度中間のようなワインです。

2011
Benjamin Romeo(ベンハミン・ロメオ)
La cueva del contador(ラ・クエバ・デル・コンタドール)
22,000円 (税別)
力強さの中に繊細なエレガントさを感じるコンタドールのセカンドプレミアムワインです。甘み、酸味、タンニンのバランスがよく、コンタドールよりカジュアルでボディもしっかりしています。香りは特にスパイス、ミネラル、バルサムのタッチを伴った、赤と黒の果実のアロマが際立っています。オークの香りもきれいに溶け込んでいます。味はエレガントで繊細、熟成味と新鮮味のバランスが素晴らしく、フィニッシュは非常に高いポテンシャルを感じます。時間をかけながら変化を楽しめるテンプラニージョ100%ならではの赤ワインです。

2015
L’ENCHANTEUR DE LA VRAY CROIX DE GAY(ランシャントゥール・ド・ラ・ヴレ・クロワ・ド・ゲ)
Pomerol(ポムロール)
18,000円 (税別)
2014年にシャトー・ラトゥールのオーナーフランソワ・ピノー氏が株を50%所有し、同年にラツールで2007年からテクニカルディレクターをしていたPenelope Goudefroyが技術指揮官として働き、2015年からはペトリュスの醸造長だったジョン・クロード・ベルエ氏がコンサルタントをするというすごいワイン。2017年からはフランソワ・ピノー氏が100%のオーナーになりました。ポムロールと同じ土壌が続くラインに畑がありラランド・ポムロールでは一番標高が高い位置にあるシャトーの一つ。100%メルローでフレンチオークで12~ 14ヵ月熟成。ファーストの基準に達しないものの、品質的にも申し分なく、より飲み頃が早く迎えられるロットはセカンドワイン「L’Enchanteur Vray Croix de Gay(ランシャントゥール・ヴレ・クロワ・ド・ゲ)」としてリリースします。

2016
Gianni Gagliardo (ジャンニ・ガリアード)
Barolo (バローロ)
18,000円 (税別)
このバローロはフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ会長が大ファンだというバローロです。「フェラーリ・カリフォルニア」お披露目のフェラーリのワールド・プレミアでも供されたワインです。10月に異なる区画のブドウを収穫し、破砕と醸造をそれぞれ行ない、出来立てのワインは春まで古い小さな樽で6か月間熟成されます。その後大きな35hLの樽で33か月熟成されます。可憐なスミレの香りに続いて、チョコレートやカシス、葉巻、スパイス、マッシュルームなどの深くて複雑な香りが漂い、口に含むと上品な酸ときめ細かいタンニン、果実味がひとつにまとまります。とてもバランスがよくエレガントなワインです。

2012
Chateau la Croix Toulifaut(シャトー・ラ・クロワ・トリフォー)
Pomerol(ポムロール)
18,000円 (税別)
ポムロールのシャトー ラ クロワ サンジョルジュなど18のシャトーを所有する歴史あるジャヌックス家のワイン。 メルロの年とされる2012ヴィンテージで、口当たりよくチャーミングなタンニンを持ちエレガントで長い余韻が感じられます。メルロー85%、カベルネフラン15%でフランスのオーガニック認証機関AB(Agriculture Biologique)認証のオーガニックワイン。フルボディ。

2016
Christophe Bryczek(クリストフ ブリチェック)
Morey Saint Denis 1er Cru “Cuvee du Pape Jean Paul 2”(モレサンドニ プルミエクリュ キュヴェ ジャン ポール 2世 )
19,000円 (税別)
1級畑 Les Cheneveryの0.6haで造樹齢約90年の畑で造られます。前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の生まれ年の1920年に植樹され、そのワインを献上したことからこの名を冠する許可を頂いた、ドメーヌを代表するキュヴェ。100%新樽。シダーやブラックチェリー、スパイス、ヴァニラ、ショコラ、タバコ、牡丹、ローストコーヒーなどの複雑な芳香を持ち、樽の要素も感じられるが果実の力強さが印象的なワインです。樽だけが前面に出過ぎず、果実味とうまく溶け合って、若いうちからエレガントで滑らかな味わいが楽しめるワインで、モレ・サン・ドニの専門家だと自らを評すクリストフ氏、渾身の一本になっています。

2016
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT(アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー)
GEVREY CHAMBERTIN VIEILLES VIGNES(ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ)
20,000円 (税別)
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。畑は現在約1.30ha、海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。ブルゴーニュ委員会の解説では「力強く、リッチ、コクがあり、ボディとエスプリを感じる。ストラクチャーが堅固で、タンニンはビロードのようであり、テクスチャーは非常になめらかで硬さはない。若いうちはフルーティを楽しめ、心地よいが、このワインはなんといっても熟成向きである。それも長く熟成させるのがよい。ヴィンテージを学ぶにはすばらしいワインである。」と説明されています。

2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER CABERNET SAUVIGNON(セール カベルネ・ソーヴィニョン)
16、000円 (税別)
このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの畑の中でも、最も素晴らしいテロワールを持つ、アルト・マイポのDOピルケにあるクロ・デ・ファから生まれます。生産されるワインは3種類でカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラーになります。それぞれがヴィニャ・マーティのアイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る要素となります。つまり、このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの枠を超えて、チリで生産される単一品種ワインの最高峰となります。色調は紫を含んだ非常に濃いガーネットで、香りは凝縮感があり複雑で、ブラックベリーのコンフィやオリエンタルスパイス、ユーカリに腐葉土、ロースト香、ビターチョコなどの香りが調和しています。味わいは豊かな印象のアタックから、広がりにはしっかりとした酸味を感じ、タンニンは成熟度が高く、複雑みを持ち、スパイシーさが長く持続するフルボディのワインに仕上がっています。

2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER MERLOT(セール メルロ)
16、000円 (税別)
ムートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァを造ってきた醸造家、パスカル・マーティ氏が立ち上げたワイナリー。ボルドーのSylbain社製のフレンチオーク樽で熟成され、さらにボトルで安定するまでセラーで熟成されます。マーティ氏第四のプレミアムワイン、クロ・デ・ファのセカンドワインです。色調は紫を残した濃いガーネットで、香りは凝縮感があり複雑性を感じ、ブラックベリーのコンフィや木樽からのロースト香やビターチョコ、加えて、腐葉土のような熟成香に、ユーカリなどの樹脂、鉄のようなミネラル香などが調和しています。味わいは豊かな印象のアタックから、しっかりとした酸味とタンニンが広がり、長期熟成タイプの味わいが感じられるワインです。フルボディ。

2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER Syrah (セール シラー)
16、000円 (税別)
DOピルケ内には砂利質と岩石(花崗岩や、大きめの石が転がる場所)があります。マーティ氏は当初はボルドー品種だけを植えようと考えていましたが、畑を覆う石を見て、とっさにローヌのイメージが頭に浮かんだそうです。かつて、ボルドーの著名シャトーは、その年の出来によっては品質を補うため、北部ローヌからシラーを取り寄せワイン造りに使っていた事もあります。そこで、マーティ氏は、フランスからシラーの苗木を取り寄せて植えました。それがこのシラーの誕生につながりました。色調は紫がかった非常に濃いガーネットで香りは凝縮しており、ブラックベリーのリキュールのような香りに、木樽からのロースト香やビターチョコの香りが調和していて、すみれの花や黒こしょうを含むスパイス、ほのかに土の香りなど持っています。味わいは豊かでふくよかな果実味から、広がりにはしっかりとしたタンニンを感じ、成熟度合いも高く、余韻にもバランスのよさが長く持続するフルボディのワインに仕上がっています。

2012
VITE COLTE(ヴィーテ・コルテ)
BARBARESCO RISERVA SPEZI(バルバレスコ・リゼルヴァ・スペツィエ)
15、000円 (税別)
このワインはテッレ・ダ・ヴィーノという1980年に設立された巨大な協同組合で造られています。ヨーロッパの協同組合はレベルが高いことで知られています。その為か、市場では特に低価格ワインのコストパフォーマンスが注目を集めるケースが多く見られますが、テッレ・ダ・ヴィーノは、早い段階からDOCとDOCGのワインだけを製造しており、上級レンジに特化していた点が他と異なります。品質を高めていく過程で、もう一段上のレベルのワインを造るプロジェクトがVite Colte(ヴィーテ・コルテ)です。28~30℃で約20日間アルコール発酵を行い、その後オーク樽へワインを移した後、マロラクティック発酵を行います。そのまま最低でも2年間、樽の中で熟成させます。 瓶詰後、最低でも12カ月間はセラーで保管し、ワインを落ち着かせてから出荷されます。チェリーやトリュフの香りを含み、しっかりとしたタンニンを味わえるやや軽めのフルボディの赤ワインです。

2018
CHATEAU SEUIL MAZEYRES(シャトー・スイユ・マゼイル)
POMEROL(ポムロール)
14,000円 (税別)
ボルドー右岸の巨人、超希少シンデレラワイン『ペトリュス』のオーナー一族ムエックス家が作るワインです。フランスのワイン評価誌『ギ・ド・アシェット』で最高評価クー・ド・クール(心に残る衝撃的なワイン)を受賞したワインです。ブドウは必要最低限に抑えた減農薬を行い、手間暇かけて造られます。また、最大限のフィネスをワインに与えるため、不必要な手をワインに加えず、タンクから樽へ移し替える際は重力だけを利用しポンプは使わず、ノン・フィルターで移されます。バランスがとれ魅力的なメルロ種の多様性のおかげで、若いうちから楽しめるすばらしいポムロールワインで、ポムロールの土壌に適したカベルネ・フラン種のブドウは、長さと複雑さを加えます。

2018
BORIE=MANOUX(ボリ・マヌ)
GRANDS CEPAGES(グラン・セパージュ)
13,000円 (税別)
このワインを手掛けるのは、ボルドーでも五指に入るネゴシアン、ボリ=マヌ社を統括する名門カステジャ家です。 ポイヤックのシャトー・バタイエとシャトー・ランシュ・ムーサも所有し、ボルドーの格付けシャトーを含む135の生産者協会 「ユニオン・デ・グラン・クリュ」の会長も務めました。このカステジャ家の幅広い人脈を通して、ポイヤック村から厳選されたカベルネ・ソーヴィニョンとメルロをアッサンブラージュして造られたのがこのワインです。ブラックペッパー、バニラ、ブラックベリーやイチジクなどの黒系過日のアロマ、ミントのような清涼感のある香りで、その後続くように樽のナッティなロースト香が感じられます。果実味は凝縮感があり豊か、タンニンはやや滑らかで、ジューシーで果実味豊かで飲みごたえのあるワイン。アフターが長くしっかりとした重厚感のあるワインで、まだフレッシュ感が漂いますが、ポイヤックを充分に感じられるワインです。

1999
Chateau CITRAN(シャトー シトラン)
Haut-Medoc Cru Bourgeois Superieur(オー・メドック・クリュ・ブルジョワ・シューペリュール)
12,000円 (税別)
シャトー・シトランは、オー・メドックのクリュ・ブルジョワ級で、スーペリュールに分類されているブルジョワ級トップクラスのシャトーです。「ときに格付けシャトーをも凌ぐ品質のワインを造る実力派シャトー」として、ロバート・パーカー氏をはじめ、多くのワイン評論家から称賛されています。収穫は丁寧に手摘みで行われ、フレンチオーク樽(新樽40%)を使用して発酵、16ヶ月の熟成を経てリリースされます。深く、濃い、艶やかな輝くようなルビー色で、赤系の果実香を主体に、新樽由来のオークのニュアンスが複雑に拡がります。程よい飲み口で、旨味が凝縮した若々しい果実味、良く熟してまろやかなタンニンのバランスがきれいに取れており、余韻の長い後味が好印象。ブルジョワ級のシャトーでも最上級のひとつと高く評価されるコストパフォーマンス抜群の1本。

2016
Chateau Grange Neuve (シャトー・グランジュ・ヌーヴ)
Pomerol (ポムロール)
12,000円 (税別)
キラ星のごとくスターワインが並ぶポムロール地区のワインです。ペトリュス、ルパン、トロタノワ等、価格も特別級のこれらのシャトーと全く同じ土壌を誇る潜在力超級シャトー。世界最高のメルロを生み出すこの地で、メルロー100%ワインとなります。ノンフィルターの影響からか重厚な色合いで、香りはブラックベリー、樽香、ナッツ、そしてナツメグ、カルダモン、ターメリックなど多重的なスパイスのニュアンスを感じます。濃縮感があり、ぽってりとした厚みを感じますが、アフターには硬質な、しっかりとしたミネラルを残します。

2014
KALAK(カラク)
VINA MARTY(ヴィニャ・マーティ)
12,000円 (税別)
カラクは、ヴィニャ・マーティのプレミアムレンジの中では比較的新しいワインで、2012年がファーストヴィンテージです。アイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る際、マーティ氏は選別した原酒をアッサンブラージュしますが、その後数回テイスティングを行い、この過程で、惜しくもファーストワイン「クロ・デ・ファ」のレベルに達しないと判断された樽のものがカラクとして販売されます。ブドウの選別、ワイン造り、熟成と、同様の手間をかけていながら、価格はファーストラベルより数段安いワイン。 年間生産量はクロ・デ・ファよりもさらに少なくなるため、ヴィニャ・マーティの中では最も入手困難なワインかもしれません。力強いコクや渋みを感じる複雑味が魅力の重厚なワインです。

2018
生産者非公開
LA CROIX DES AUBRAIS(ラ・クロワ・デ・ゾブレ)
10、000円 (税別)
ボルドーの格付けシャトーの中で、ファーストラベルに選ばれるのはほんの一部で、ファーストラベルにも、セカンドラベルにもならないワインがあります。それらはアッサンブラージュの過程で選ばれなかった樽のものだったり、樹齢が基準に満たない区画のものだったりと理由は様々です。そのようなワインをヴァン・デクラッセ、つまり、敢えて格下げしたワインとして、樽ごと馴染みのネゴシアンだけにこっそり販売することがあります。それは、シャトーとの取り決めにより、製造元の公表ができない秘密のワインとして、限られた顧客だけに販売されることになります。 このワインは、まさしくこの掘り出しもののヴァン・デクラッセで、どこのシャトーであるかは明かされませんが、ポイヤックの2級格付けシャトーであることだけは公表しても差し支えないとの事。 ポイヤックの2級と言えば、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドかシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンしかありませんので、どちらにしても期待せずにはいられない、掘り出し物のポイヤックです。

2012
Benjamin Romeo(ベンハミン・ロメオ)
Predicador Tinto(プレディカドール・ティント)
10、000円 (税別)
プレディカドール・ティントはベンハミンが「最も力を入れているワイン」と言っても過言ではありません。ベンハミンのボデガ・コンタドールで最も生産量の多いワインです。そして、スペインの星付きレストランの全てにオンリストされているワインでもあり、全世界に沢山のファンがいるワインでもあります。色調は紫を残した濃いガーネットで、香りは凝縮感を含み、ブラックチェリーやブラックベリーのコンポートやロースト香、ヴァニラを含む甘苦系スパイスや土、ほのかな樹脂などの香りが調和しており、まろやかで膨らみのある果実味が広がります。フルボディ。

2016
CHATEAU HAUT MONTIL(シャトー・オー・モンティル)
SAINT EMILION(サン・テミリオン)
9,800円 (税別)
フルボディで長期熟成が必要といわれるボルドーワインの中でも、タンニンが細かく柔らかい酒質のため、4年~5年から飲み頃に入るサンテミリオンのワインです。深みのあるガーネットの色調で、ストロベリー、ラズベリーやスグリなどの赤い果実の香りと、カルダモン、クローブのようなスパイスの香り、ミントの爽やかな余韻があります。飲み口はとても柔らかく、瑞々しい果実の雰囲気があります。引き締まった酸味があり、長い余韻を感じるワインで、牛肉やジビエなど、赤身の肉料理によく合う、やや軽めのフルボディです。

2015
CHATEAU FLEUR BADON(シャトー・フルール・バドン)
SAINT EMILION GRAND CRU(サン・テミリオン・グラン・クリュ)
10,000円 (税別)
最近グラン・クリュに昇格した、今まさにのぼり調子の注目シャトーです。このシャトーの粘土質の畑は、下層に酸化鉄のある重粘土土壌、ポムロールに通じる条件を持っており、メルロ栽培に最適の、選ばれたテロワールといえます。 完熟プラムや、ブラックベリーを思わせる黒い果実の香りに、カルダモンやクローブを思わせるエキゾチックな香りを持ち、口当たりはスムースでクリーミーな質感を感じますが、徐々に渋みのあるがっしりとした構成を感じられます。肉料理全般によく合いますが、香りの強いスパイスやハーブを使った肉料理がお勧めです。フルボディ。

2012
UMBERTO FIORE(ウンベルト・フィオーレ)
Barolo D.O.C.G(バローロ D.O.C.G)
10、000円 (税別)
イタリア最高峰として、また上質赤ワインの代名詞として有名なバローロ。バローロを名乗る為には、実は厳しい制約が法律で定められており、ブドウ品種は「ネッビオーロ」という固有品種を100%使用すること、上質なワイン用ブドウを生産できる、指定地域からとれたブドウのみを使用すること 、また収穫量の制限、さらに熟成期間の制限と、1本のワインに仕上げるまでに多くの制約があります。香りはブラックチェリー、ブラックベリー、カシス、プルーン、続くようにレザーの香りがし、口に含むとまず特徴的な渋みがきます。ワインとタンニンが重厚な質感を持って口の中を覆い、厚みのある飲み心地を感じさせます。果実の甘み、酸味、樽香…と様々な要素が渾然となって、とても深みのある味わいのワインです。更に渋みがもう少し落ち着くまで、あと数年熟成させることで、より素晴らしい味わいへと変わるポテンシャルを 感じさせてくれます。合わせる料理は、肉料理、牛肉料理がお勧めです。鹿肉やイノシシといったジビエ料理もとてもよく合います。 牛肉ならば、シンプルな厚切りステーキや赤ワイン煮込みのような重厚な料理がお勧めです。

Belcolle Barolo (ベルコッレ バローロ)
Bosio(ボジオ)
10、000円 (税別)
Bosio(ボジオ)
10、000円 (税別)
若き当主、ルカ・ボジオによってピエモンテに設立されたボジオ・ファミリーエステート。伝統を守りつつ、最新の設備を導入するなど、常に新しい挑戦に邁進。評論家が海外から訪れるなど、そのクオリティーの高さが伺える注目のワイナリーです。色は美しく輝くガーネット色。チェリー等の黒系果実とすみれ、なめし皮、コーヒー、白コショウ等を伴う複雑な香りを持つ上に、しっかりとしたオーク樽の華やかなアロマを持ちます。赤系果実とミネラルやスパイスのニュアンスでバランスが良く、上品なタンニンと豊かな果実味が感じ取れる上品な余韻が長く続く味わいのバローロです。

2018
TENUTA ULISSE(テヌータ・ウリッセ )
Amaranta Montepulciano d'Abruzzo (アマランタ モンテプルチャーノ・ダブルッツオ)
8,000円 (税別)
モンテプルチャーノは、イタリア中部から南部にかけて栽培されている黒ブドウで、アブルッツォ州のものが最も知られています。色は鮮やかなルビーレッドで、ドライフラワーやスパイス、リコリス、マラスカ・チェリーを思わせる凝縮感のあるアロマがあり、口当たりが滑らかでクリーミーなタンニンがワインに溶け込んでボリューム感のある芳醇な風味が堪能できます。バランスが良く、長い余韻が続き、とてもエレガントな味わいで、肉料理全般によく合うワインです。ジビエ料理などの風味の強いメニューとも相性が良く、熟成したチーズにもマッチする力強さがあるワインです。

2011
CLOS LUNELLES(クロ・リュネル)
Castillon Cotes de Bordeaux (カスティヨン・コート・ド・ボルドー)
8,000円 (税別)
シャトー・パヴィー、シャトー・パヴィー・デュセス、シャトー・モンブスケ、シャトー・ベルヴュー・モンドットを所有する、ペルス家がカスティヨンで造るワインです。ステンレスタンクで自然にアルコール発酵を開始し、3週間のマセラシオンの後、樽でマロラクティック発酵を行います。新樽60%で24ヶ月間(うち6ヶ月間は細かい澱の上で)熟成させます。最終的なブレンドはボトリングの際に行われ、清澄やフィルターはかけません。青みがかった紫色をしており、ミネラル感、大量のタンニン、そして凝縮感のある超リッチな味わいがあります。驚くほど余韻が長く、豊かで印象的な赤ワインです。

2019
CELLIER DES CHARTREUX ET SEBASTIEN CHABAL(セリエ・デ・シャルトリュ&セバスチャン・シャバル)
AVEC L ART ET LA MANIERE(アヴェック・ラール・エ・ラ・マニエール)
8,000円 (税別)
フランスの人気ラグビープレーヤーのセバスチャン・シャバルがオーナーのコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・サン・ジェルヴェのワインです。 手摘み収穫後、伝統的な方法でワイン造りを行います。このワインの特徴は、多くの出来上がったロットの中から、イメージに合うもの、最良と思えるものを厳しく選んでいる点にあります。21~28か月熟成させ、出荷されます。深いルビーの色調で香りは繊細。スミレや小さな赤い果実、スパイスの香りを持ち、生き生きとした果実味、非常にバランスのとれた味わいで長い余韻が感じられるフルボディのワインです。

2018 APPASSIMENTO NEGROAMARO(ベアパッシメント・ネグロアマーロ)
VALLONE(ヴァローネ)
7,000円 (税別)
南イタリアのプーリア州で、今注目を集める生産者ヴァローネ。その理由は、なんといっても醸造家にあります。今やイタリアのプレミアムワインの代名詞ともなっている「サッシカイア」を手掛けた、グラツィアーナ・グラッシー二女史が、南イタリアの伝統的なブドウ品種で生み出すワインです。南イタリアの伝統技術、アパッシメント製法で凝縮感を高めた葡萄を使ったフルボディワインです。アパッシメントとは、ブドウを陰干しし、ブドウの果実から余分な水分を飛ばすことで、濃密な味わいのワインに仕上げる製法の事です。収穫後風通しのよい場所で数週間かけて、ブドウの凝縮した味わいを引き出すことができます。単に水分を飛ばすだけではなく、ブドウの茎の養分が果実へと送られ追熟することで、通常の製法では表現できない濃密で優しい味わいが生まれます。芳醇なアロマや果実味、独特の果実の甘みを感じるなめらかで飲みやすいフルボディタイプ。

2019 CHATEAU CARTIER(シャトー・フォンロック)
CHATEAU CARTIER(シャトー・カルティエ)
7,000円 (税別)
ペトリュスで名高いムエックス家が最初にワイン造りを始めたシャトー・フォンロックのセカンドラベルです。サンテミリオンの北北西の丘陵に畑は広がり、鉄分を含んだ粘土・石灰質土壌にメルロー 87%、カベルネ・フラン 13%を栽培しています。平均樹齢35年。2002年からビオディナミに取り組み、2005年にフランスのビオディナミによるワイン生産者の組織である「ビオディヴァン」の認証を受けています。カルティエの名は1950年に商標登録、政府の認可が降りたもの。宝飾のカルティエ社が商標登録した際に、ワイン部門が含まれていなかったために奇跡的にこの名前が、セカンドワインとして登録・認定されることになり、現在ではカルティエ社からも、この名前の使用が認められています。

2018 小布施ワイナリー
Sogga Père et Fils Ordinaire Merlot (ソガ ペールエフィス オーディネール メルロー)
6,000円 (税別)
国産ブドウ・自社醸造100%にこだわり、小布施の大地の恵みをブドウに封じ込め、五感を使ってワインを造る熱き人が醸すワイナリーです。2018年から装い新たにオーディネール(赤)はメルロ単一のワインに生まれ変わりました。香りは控えめな樽、ブラックベリーの香りで、メルローとしては酸味を感じるミディアムボディーです。タンニンはあまり強くなく、飲みやすい印象です。

2015 Louis Jadot(ルイ ジャド)
Bourgogne Pinot Noir (ブルゴーニュ ピノノアール)
6,000円 (税別)
若いときには赤い果実のフルーティさを発揮し、時間と共に、森の枯葉の香りや、スパイシーな熟成した香りで楽しませてくれるワインです。ブレンドにもちいられるコート・ド・ニュイのワインは深みのあるタンニンをもたらし、コート・ド・ボーヌのワインは果実味を与えます。ピノ・ノワール品種個性を非常に良く表したミディアムボディのワインです。

1999 Chateau Beausejour(シャトー・ボーセジュール )
Cotes does Castillon(コート・ド・カスティヨン)
5,500円 (税別)
メルロー60%,カベルネフラン25%,カベルネソーヴィニオン15%でアルコール12.5%の赤ワインです。1999年はメルローの収穫期に雨に祟られたものの平均気温は過去30年で最も高かった年、カベルネはとても良い状態で収穫できました。全体的にとても収穫量の多い年でした。アルコールは12.5%ですがボディに厚みがあり、アルコール感をしっかり感じます。果実味にほんのり若々しさが感じられ生気を感じる味わいのワインです。

2012
FRANCK DESPAGNE(フランク・デスパーニュ)
DESPAGNE BELLEVUE(デスパーニュ・ベルヴュー)
5,500円 (税別)
このワインを造るフランク・デスパーニュ氏は、漫画「神の雫」に取り上げられ、一躍有名になったモン・ペラを手掛けたデスパーニュ一族の一人。優れたワインを生み出すAOCモンターニュ・サンテミリオンを中心に複数のシャトーを所有しており、フランスのガイド誌「ギド・アシェット」でも注目されている作り手です。そのフランク・デスパーニュ氏が、デスパーニュ家の名前を冠して2016年よりリリースしたワインが、このデスパーニュ・ベルヴューです。格上産地である「モンターニュ・サンテミリオン」のブドウを100%使いながら、AOCボルドーとしてリリースされるため、味わいは通常のボルドーに比べより重厚で深みのある味わいになっています。粘土石灰質土壌のメルロ種を100%使用し、フレンチオーク樽で熟成させた本格派の味わいです。

2016 Ch.de Seguin(シャトー ド スガン)
Bordeaux. Superreur (ボルドー シュペリール)
4,800円 (税別)
1996年から毎年のように国際的なコンクールで入賞しているワインです。グラスに口を付けた瞬間から、濃密カシスやチョコレートなど甘い果実香が鼻に抜けて行き、口に含むと肉厚で柔らかなタンニンが舌全体をネットリと覆います。さらに深煎りコーヒーや焼き立てバゲットのように上品な樽香が喉の奥からフワッと舞い戻ってくるバランスのよいミディアムボディのワインです。