

1995
Chateau Margaux(シャトー・マルゴー)
Margaux (マルゴー)
140,000円 (税別)
フランス・ボルドー地方メドック格付け1級シャトー。「ワインの女王」にたとえられるボルドーワインの中でも、シャトー・マルゴーの味わいは、力強さの中にもエレガントさを備え、「ボルドーの女王」と呼ぶに相応しいワインです。色は光を通さないほど濃いルビー色で、ノーズのアロマは甘草や甘いスモーキーな新樽と混ざり合った、ジャムにしたような黒系果実や甘草、ミネラルを思わせる香りがします。並はずれた豊かさ、すばらしいつりあい、フィニッシュにはずっしりとしたタンニンが感じられる素晴らしい味わいや香りが複雑で、しっかりとしたフルボディさを感じます。その強さの中に秘められたエレガントこそフランス的な「女性的」という形容詞がぴったりなワインです。

2017
Chateau Haut-Brion (シャトー オー ブリオン)
GRAVE(グラーヴ)
110,000円 (税別)
グラーヴ地区ペサック郊外にあるこのシャトーは、五大シャトーの中で最も歴史が古く、グラーブの中でも模範的と言われるほどの美しいシャトーを持っています。世界で最もエレガントで、香り高いワインを造るといわれ、そのワインは、早いうちから開くにもかかわらず、五大シャトーのどのワインよりも飲み頃の期間が長いとされています。深みのあるガーネット・パープル色で、ブラックラズベリー、キルシュ、ダークチョコレート、スターアニス、砂糖漬けのスミレに加え、温かいレッド・ブラックカラント、鉛筆の芯のニュアンスを含む香りを持ちます。ミディアムからフルボディで、赤と黒の果実の層が広がり、しっかりと熟したきめ細かいタンニンと素晴らしいフレッシュさに支えられています。

2009
Benjamín Romeo(ベンハミン・ロメオ)
CONTADOR (コンタドール)
59,000円 (税別)
スペインワイン界のトップキュベで「最高の芸術品」といえる赤ワインです。CONTADORはブドウの出来の良い年にしか醸造されません。スペインのブドウの当たり年に造った2004年と2005年はパーカーポイント100点を獲得し、翌年のブドウの出来の悪い2006年には造りませんでした。この2009年も98点をとっています。果実味が華やかでブラックチェリーやブラックベリーのコンポート、すみれの花に、バニラやロースト香が調和し、 加えて甘苦系スパイスほのかなビターチョコ、ナツメグ、などの香りが広がります。しっかりとしたタンニンとのバランスがよく、なめらかさも含み、余韻までその印象が持続する素晴らしいフルボディのワインです。

2017
TENUTA DELL’ORNELLAIA(テヌータ・デル・オルネライア)
ORNELLAIA(オルネライア)
54,000円 (税別)
イタリア、トスカーナ州ボルゲリに位置するオルネライア。2001年にはワイン・スペクテーター誌のTHE TOP 100 WINESにて第1位を獲得するなど、世界有数ワインメーカーとしての地位を不動のものにしています。ブドウの新鮮さと輝き、香りが最大限に引き出された官能的で優美なスタイルのワイン生み出す、スーパータスカン屈指の生産者です。深い紫色で、黒いベリー系の果実と甘草の芳醇で華麗なアロマは温暖なヴィンテージの特徴ですが、口にふくんだ際のバランス感が際立っています。リッチで、ベルベットのように口の中を覆い、優れた硬さも持ち合わせ、しっかりとした切れ味を生む驚くほど鮮やかな酸が感じられます。地中海の絢爛さを伴った繊細な活力と、寛大さ、友好的さが一体となった光輝くようなワインです。

2013
Donatella Cinelli Colombini (ドナテッラ ・チネッリ・コロンビーニ)
Brunello di Montalcino RISERVA (ブルネッロ ディ モンタルチーノ リゼルバ )
32,000円 (税別)
サンジョヴェーゼ100%のフルボディのワインです。ブドウは”アルディータ “と呼ばれる約2ヘクタールの小さな畑から来ており「カサト・プライム・ドンネ」を見下ろす丘の上に位置しています。近年の気候変動によりこのアルディータの土壌はモンタルチーノの最高の畑の1つとも専門家から考えられています。鮮やかなルビーレッドカラーで、繊細で赤い果実感があり、コーヒーやチョコレート、たばこのようなスパイシーな豊かな香りです。全体に調和がとれており、ビロードのようなタンニンとコクによって味わいの幅が広がります。奥行きがあり余韻も心地よく続きます。30年以上熟成可能なワインで、このビンテージはワインアドヴォケイト 94点、ワインエンスージアスト 95点、ジェームズ・サックリン 93点を獲得しています。

2017
CERETTO(チェレット)
BAROLO BUSSIA (バローロ ブッシア)
32,000円 (税別)
チェレットは、バローロ、バルバレスコ地区に多くの畑を所有していて、ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。ソプラナにある南向きの畑でビオディナミを実践。平均樹齢約25年のブドウを使い、ステンレスタンクで発酵の後、300Lのフレンチオーク樽で9ヶ月、オーストリア製の大樽で18ヶ月熟成。その後、12ヶ月瓶熟されます。土っぽい森の下草やビターオレンジ、スミレなどの青い花のアロマがあり、壮大で、深みのある味わいが特徴です。アロマ豊かで若いうちはチャーミングな魅力もありますが、洗練されたタンニンによる長い熟成も期待できます。

2020
Didier Amiot(ディディエ アミオ )
Morey Saint Denis 1er Aux Charmes (モレ サン ドニ プルミエ クリュ オー シャルム)
32,000円 (税別)
モレ・サン・ドニの名門アミオ家。ピエール・アミオから独立し、この2020年は初めてのリリースとなる新進気鋭のドメーヌです。 その新鋭ドメーヌが誇る、本拠地モレ・サン・ドニのチャーミングな果実味が特徴の1本です。ラズベリーや熟したダークチェリーなどの果実のアロマに、スミレやグローブのニュアンスが立ち上り、凝縮感のある果実味と繊細なタンニンがエレガントさを醸します。綺麗な酸が全体を引き締め、フィニッシュには、白コショウや生姜などのスパイスのニュアンスが残ります。

2020
Chateau BEYCHEVELLE (シャトーベイシュヴェル
)
SAINT-JULIEN (サンジュリアン)
30,000円 (税別)
メドック格付け第四級ながら、「格付け二級に匹敵する」と評され、素晴らしい品質を誇るベイシュヴェル。有機的な栽培方法にこだわり、環境にも身体にも優しいワイン造りを行っています。カベルネ・ソーヴィニヨン主体ながら、メルロの比率を高く設定することにより、早くから飲める親しみやすいスタイルが特徴で、サン・ジュリアンの特徴である複雑さとフィネスを見事に表現した、引き締まったボディが魅力です。

2020
HENRI GOUGES (アンリ グージュ)
NUITS-SAINT-GEORGES(ニュイ サン ジョルジユ)
30,000円 (税別)
ピノ ノワール100%。所有畑の南側の1級に隣接する数区画の葡萄を最初からアサンブラージュして造られます。1級には及ばないものの、果実味と酸味が豊かでタンニンもしっかりしており、余韻と味わいの強さがある典型的なニュイ サン ジョルジュのワインです。スパイシーでしっかりしたタンニンがありますが、ブラックチェリーや黒スグリを思わせる果実味が柔らかに包み込みます。

2018
Ceretto(チェレット)
Barbaresco Gallina(バルバレスコ ガッリーナ)
28,000円 (税別)
チェレットは、バローロ、バルバレスコ地区に多くの畑を所有しており現在は3世代目。ワインのみならずピエモンテの食文化を世界に発信しているワイナリーです。ネイヴェ村の泥岩石灰質で明るい色の砂質が混ざる土壌でビオディナミでブドウを栽培し、野生酵母で発酵、300Lのフレンチオーク中樽で最低24ヵ月間熟成されます。(一部は新樽、他は2年使用樽を使用) 花と果実のノートが交互に現れ、下草の香りがアロマを完成させています。口に含むと、魅力的で満足感がありながら、引き締まって緻密な構成が感じられます。非常に洗練された味わいのバルバレスコです。

2017
DOMAINE MANUEL OLIVIER(ドメーヌ・マニュエル・オリヴィエ)
VOSNE ROMANEE(ヴォーヌ・ロマネ)
28,000円 (税別)
ニュイ・サン・ジョルジュからオート・コート・ド・ニュイ方面に上って行ったコンクール・エ・コルボンにあるドメーヌです。当主マニュエル・オリヴィエの実家はカシスなどを造っている農家でしたが、 1990年に一念発起しドメーヌを開業しました。 ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティで熟成コンサルタントとして働いた経験を持ち、ブルゴーニュの権威ある賞を次々と獲得する程の実力の持ち主です。濃密な果実の香りとブーケやベリー類の華やかなアロマがある、ブルゴーニュ地方で最も有名な村のワインです。滑らかでエレガントな質感があります。酸味と旨みのバランスが優れているので、野菜や肉料理全般と相性が良いミディアムボディのワインです。

2017
Chateau Leoville Barton (シャトー レオヴィル バルトン)
SAINT JULIEN(サン ジュリアン)
24,000円 (税別)
サンジュリアン村には、3つの“レオヴィル”と名のつくシャトーがあります。レオヴィル・ポワフェレとレオヴィル・ラス・カーズ、そしてこのレオヴィル・バルトン、全てメドック格付け2級です。もともとは一つだった畑が分家して出来たもので、レオヴィルの下の名前には分家当時の所有者の名前がそのまま残っています。その中でもロバート・パーカー氏に「サン・ジュリアンの最高級ワインの中でも、最上のお値打ち品となっている。」と言わせたワインです。 ワインは香り高いアロマと重過ぎずまとまりの良い味わいというサン・ジュリアンの美点をしっかりと備えたスタイルで、特にカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高く、筋肉質でクラシックな仕上がりが特徴です。濃密な果実味と上品な余韻が心地良い、ボルドーワイン好きの方へはもちろん、特別な日にオススメの1本です。パーカーポイント95点のフルボディのワインです。

2019
Domaine Jackson(ドメーヌ ジャクソン)
Rully Premier Cru Rouge Clos de la Renarde (リュリー プルミエクリュ ルージュ クロ ド ラ ルナルド )
24,000円 (税別)
リュリーに拠点を置くドメーヌ ジャクソンは、コート シャロネーズで最も優れたドメーヌの1つとして知られています。ドメーヌのすぐそばにある0.32haほどの小さなモノポール畑のブドウを30%全房使用し、木桶で低温マセレーション後発酵させ、樽にて18ヶ月熟成させます。香りは良く熟したブラックチェリーやブラックベリーの他に、スパイスのニュアンスを持ち、ボディは凝縮した果実味と適度な酸のバランスが良く、シルキーで溶け込んだタンニンを感じるパワフルで端正なミディアムボディのワインです。

2019
Chateau GINKGO Domaines Yurigusa (シャトー ジンコ ドメーヌ ユリグサ)
Cotes de Bordeaux (コート ド ボルドー)
26,000円 (税別)
百合草梨紗(ゆりぐさ りさ)さんはフランス人の夫と二人でシャトーを立ち上げ、日本人の女性ボルドーワイン醸造家としてトップキュヴェである「シャトー・ジンコ 」のファーストヴィンテージ2016を2018年にリリースしました。百合草さんは長くワインのネゴシアン業に従事し、いつしか自分のこだわりが詰まったワインを造りたいと思うようになり、ボルドーの有名シャトーであるジスクール、ポンテ・カネ、レ・カルム・オー・ブリオンなどで栽培や醸造を学びました。「シャトー・ジンコ」はメルロー100%にこだわり、2019ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得しました。黒みの強いガーネット、ダークプラム、ブラックラズベリー、テクスチャーはなめらかで、果実をそのままかじったかのような生き生きとしたフレッシュ感があり、ストラクチャーもしっかりしていてピュアな果実のバランスがとれた味わいです。ブドウの旨味が濃縮されており、土壌由来のミネラルときれいな酸が心地良く口に広がるフルボディのワインです。

2017
Catena Zapata(カテナ サパータ)
Malbec Argentino (アルヘンティーノ マルベック)
25,000円 (税別)
カテナ家が所有する自社畑“アドリアンナ畑”と“ニカシア畑”の中の樹齢の高い70年ものスーパーヴィエイユ・ヴィーニュからマルベックのみを選別し100%使用しています。アッサンブラージュによって2つの畑の特長を引き立てたマルベックの中のマルベックと呼ぶにふさわしい究極ワインです。フレンチオークの新樽100%で醗酵、さらにフレンチオーク新樽で驚異の24ヶ月熟成で造られる逸品。非常に濃いスミレ色で、カシスやモカ、クローブの香りと共に強い土の香りがします。口に含むと凝縮感と甘みを同時に感じる一方で、わずかに塩味を感じるタバコ、黒い果実、スパイスのフレーバーとミネラルが感じられます。フィニッシュとして、口の中には完熟した黒い果実の風味がいつまでも感じられるスパイシーなフルボディです。

2019
Pierre Labet(ピエール・ラベ)
Gevrey Chambertin Vieilles Vignes(ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ )
23,000円 (税別)
「ジュスティス」、「クレ」、「ジュイーズ」の3つの区画の平均樹齢60年以上のブドウを使用し、野生酵母のみでコンクリートタンクで全房発酵させ、20ヶ月熟成させます。また、清澄もフィルターもかけずに瓶詰めします。 ラズベリーやチェリーにプラムやカシスの赤黒系果実の凝縮した香り。エレガントな酸と細かいタンニンがしなやかな骨格をなす魅力的なワインです。

2017
MARCHAND TAWSE (マルシャン・トーズ)
GEVREY=CHAMBERTIN (ジュヴレ・シャンベルタン)
23,000円 (税別)
パスカル・マルシャンは国をまたいで活躍するワインメーカーで、今やブルゴーニュをはじめ、その活躍の舞台はオーストラリア、チリなど南半球まで及んでいます。ネゴシアンといえど手の込んだつくりから評価は高く、『ブルグハウンド』などで高得点を得ており、パーカー・ポイントも高得点を得ています。穏やかで落ち着いた果実味で、酸は低くないのですが程よく感じられ、タンニンの質が極めてよく、樽香がとても控えめな余韻が残ります。まさしく繊細で上質な肉などと相性の良いミディアムボディのワインです。

2018
Hirsch Vineyards(ハーシュ・ヴィンヤーズ)
San Andreas Fault Pinot Noir(サン・アンドレアス・フォルト ピノ ノワール)
23,000円 (税別)
ぶどう供給元の大地主だったハーシュ・ヴィンヤーズは2002年に自社ワインのファーストヴィンテージをリリースしました。このヴィンテージでワインエンスージアスト誌93点、ワインアドヴォケイト誌92点、ジェームス・サックリング94点、ワインスペクテーター誌94点を獲得。ワインのスタイルは果実味が凝縮したミネラル感と酸とタンニンと果実味の見事なバランスがあり、すぐ飲んでも、熟成させてもおいしいワインです。しっかりとした酸味、みずみずしい複雑なアロマはもちろんのこと、最も重要な要素である「バランス」が素晴らしく、また土地の特徴をはっきりと表現したワインに仕上がっています。

2017
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT (アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー)
ALOXE CORTON LES CITERNES (アロース・コルトン・レ・シテルヌ)
22,000円 (税別)
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして、徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。赤い果実を想わせるエレガントな香りで、フレッシュでしっかりした果実味の充実感と、適度な酸と厚みが感じられます。熟成するとリッチさと凝縮感が丸みを帯び、より柔らかな口当たりへと変化します。フルボディとミディアムボディの丁度中間のようなワインです。

2011
Benjamin Romeo(ベンハミン・ロメオ)
La cueva del contador(ラ・クエバ・デル・コンタドール)
22,000円 (税別)
力強さの中に繊細なエレガントさを感じるコンタドールのセカンドプレミアムワインです。甘み、酸味、タンニンのバランスがよく、コンタドールよりカジュアルでボディもしっかりしています。香りは特にスパイス、ミネラル、バルサムのタッチを伴った、赤と黒の果実のアロマが際立っています。オークの香りもきれいに溶け込んでいます。味はエレガントで繊細、熟成味と新鮮味のバランスが素晴らしく、フィニッシュは非常に高いポテンシャルを感じます。時間をかけながら変化を楽しめるテンプラニージョ100%ならではの赤ワインです。

2019
CHATEAU D’ISSAN(シャトー ディッサン)
Margaux(マルゴー)
20,000円 (税別)
中世のボルドーがギュイエンヌ州と呼ばれ、イギリス領であった時代(12世紀)の文献にも登場する程由緒正しきシャトーです。その後幾多の所有者の変遷を経て1855年には名誉ある第3級の格付けを得るに至りました。所有する30haの畑ではAOCマルゴーに適した品種を栽培しています。カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロ30%で造られています。火を通した赤スグリやブラックチェリーのコンポート、シナモンなど甘さを感じさせる濃厚な香りで、口に含むと、香りの印象よりもいきいきとした酸が感じられ、タンニンはまるみがあり心地よく全体を支えます。フルボディ。

2015
L’ENCHANTEUR DE LA VRAY CROIX DE GAY(ランシャントゥール・ド・ラ・ヴレ・クロワ・ド・ゲ)
Pomerol(ポムロール)
18,000円 (税別)
2014年にシャトー・ラトゥールのオーナーフランソワ・ピノー氏が株を50%所有し、同年にラツールで2007年からテクニカルディレクターをしていたPenelope Goudefroyが技術指揮官として働き、2015年からはペトリュスの醸造長だったジョン・クロード・ベルエ氏がコンサルタントをするというすごいワイン。2017年からはフランソワ・ピノー氏が100%のオーナーになりました。ポムロールと同じ土壌が続くラインに畑がありラランド・ポムロールでは一番標高が高い位置にあるシャトーの一つ。100%メルローでフレンチオークで12~ 14ヵ月熟成。ファーストの基準に達しないものの、品質的にも申し分なく、より飲み頃が早く迎えられるロットはセカンドワイン「L’Enchanteur Vray Croix de Gay(ランシャントゥール・ヴレ・クロワ・ド・ゲ)」としてリリースします。

2016
Gianni Gagliardo (ジャンニ・ガリアード)
Barolo (バローロ)
18,000円 (税別)
このバローロはフェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ会長が大ファンだというバローロです。「フェラーリ・カリフォルニア」お披露目のフェラーリのワールド・プレミアでも供されたワインです。10月に異なる区画のブドウを収穫し、破砕と醸造をそれぞれ行ない、出来立てのワインは春まで古い小さな樽で6か月間熟成されます。その後大きな35hLの樽で33か月熟成されます。可憐なスミレの香りに続いて、チョコレートやカシス、葉巻、スパイス、マッシュルームなどの深くて複雑な香りが漂い、口に含むと上品な酸ときめ細かいタンニン、果実味がひとつにまとまります。とてもバランスがよくエレガントなワインです。

2012
Chateau la Croix Toulifaut(シャトー・ラ・クロワ・トリフォー)
Pomerol(ポムロール)
18,000円 (税別)
ポムロールのシャトー ラ クロワ サンジョルジュなど18のシャトーを所有する歴史あるジャヌックス家のワイン。 メルロの年とされる2012ヴィンテージで、口当たりよくチャーミングなタンニンを持ちエレガントで長い余韻が感じられます。メルロー85%、カベルネフラン15%でフランスのオーガニック認証機関AB(Agriculture Biologique)認証のオーガニックワイン。フルボディ。

2016
Christophe Bryczek(クリストフ ブリチェック)
Morey Saint Denis 1er Cru “Cuvee du Pape Jean Paul 2”(モレサンドニ プルミエクリュ キュヴェ ジャン ポール 2世 )
19,000円 (税別)
1級畑 Les Cheneveryの0.6haで造樹齢約90年の畑で造られます。前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の生まれ年の1920年に植樹され、そのワインを献上したことからこの名を冠する許可を頂いた、ドメーヌを代表するキュヴェ。100%新樽。シダーやブラックチェリー、スパイス、ヴァニラ、ショコラ、タバコ、牡丹、ローストコーヒーなどの複雑な芳香を持ち、樽の要素も感じられるが果実の力強さが印象的なワインです。樽だけが前面に出過ぎず、果実味とうまく溶け合って、若いうちからエレガントで滑らかな味わいが楽しめるワインで、モレ・サン・ドニの専門家だと自らを評すクリストフ氏、渾身の一本になっています。

2016
ANNE ET SABASTIEN BIDAULT(アンヌ・エ・セバスティアン・ビドー)
GEVREY CHAMBERTIN VIEILLES VIGNES(ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ)
20,000円 (税別)
ドメーヌ・アンヌ・エ・セバスチャン・ビドーは、モレ・サン・ドニに本拠を置く、極小規模のドメーヌです。畑は現在約1.30ha、海外のワイン愛好家の評判からじわりと人気を集め、今やブルゴーニュで外さないワインとして徐々に名が知られてきている注目ドメーヌです。ブルゴーニュ委員会の解説では「力強く、リッチ、コクがあり、ボディとエスプリを感じる。ストラクチャーが堅固で、タンニンはビロードのようであり、テクスチャーは非常になめらかで硬さはない。若いうちはフルーティを楽しめ、心地よいが、このワインはなんといっても熟成向きである。それも長く熟成させるのがよい。ヴィンテージを学ぶにはすばらしいワインである。」と説明されています。

2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER CABERNET SAUVIGNON(セール カベルネ・ソーヴィニョン)
16、000円 (税別)
このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの畑の中でも、最も素晴らしいテロワールを持つ、アルト・マイポのDOピルケにあるクロ・デ・ファから生まれます。生産されるワインは3種類でカベルネ・ソーヴィニョン、メルロ、シラーになります。それぞれがヴィニャ・マーティのアイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る要素となります。つまり、このSERシリーズは、ヴィニャ・マーティの枠を超えて、チリで生産される単一品種ワインの最高峰となります。色調は紫を含んだ非常に濃いガーネットで、香りは凝縮感があり複雑で、ブラックベリーのコンフィやオリエンタルスパイス、ユーカリに腐葉土、ロースト香、ビターチョコなどの香りが調和しています。味わいは豊かな印象のアタックから、広がりにはしっかりとした酸味を感じ、タンニンは成熟度が高く、複雑みを持ち、スパイシーさが長く持続するフルボディのワインに仕上がっています。

2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER MERLOT(セール メルロ)
16、000円 (税別)
ムートン、オーパス・ワン、そしてアルマヴィーヴァを造ってきた醸造家、パスカル・マーティ氏が立ち上げたワイナリー。ボルドーのSylbain社製のフレンチオーク樽で熟成され、さらにボトルで安定するまでセラーで熟成されます。マーティ氏第四のプレミアムワイン、クロ・デ・ファのセカンドワインです。色調は紫を残した濃いガーネットで、香りは凝縮感があり複雑性を感じ、ブラックベリーのコンフィや木樽からのロースト香やビターチョコ、加えて、腐葉土のような熟成香に、ユーカリなどの樹脂、鉄のようなミネラル香などが調和しています。味わいは豊かな印象のアタックから、しっかりとした酸味とタンニンが広がり、長期熟成タイプの味わいが感じられるワインです。フルボディ。

2015
VINA MARTY(ヴィニャ マーティ)
SER Syrah (セール シラー)
16、000円 (税別)
DOピルケ内には砂利質と岩石(花崗岩や、大きめの石が転がる場所)があります。マーティ氏は当初はボルドー品種だけを植えようと考えていましたが、畑を覆う石を見て、とっさにローヌのイメージが頭に浮かんだそうです。かつて、ボルドーの著名シャトーは、その年の出来によっては品質を補うため、北部ローヌからシラーを取り寄せワイン造りに使っていた事もあります。そこで、マーティ氏は、フランスからシラーの苗木を取り寄せて植えました。それがこのシラーの誕生につながりました。色調は紫がかった非常に濃いガーネットで香りは凝縮しており、ブラックベリーのリキュールのような香りに、木樽からのロースト香やビターチョコの香りが調和していて、すみれの花や黒こしょうを含むスパイス、ほのかに土の香りなど持っています。味わいは豊かでふくよかな果実味から、広がりにはしっかりとしたタンニンを感じ、成熟度合いも高く、余韻にもバランスのよさが長く持続するフルボディのワインに仕上がっています。

2012
VITE COLTE(ヴィーテ・コルテ)
BARBARESCO RISERVA SPEZI(バルバレスコ・リゼルヴァ・スペツィエ)
15、000円 (税別)
このワインはテッレ・ダ・ヴィーノという1980年に設立された巨大な協同組合で造られています。ヨーロッパの協同組合はレベルが高いことで知られています。その為か、市場では特に低価格ワインのコストパフォーマンスが注目を集めるケースが多く見られますが、テッレ・ダ・ヴィーノは、早い段階からDOCとDOCGのワインだけを製造しており、上級レンジに特化していた点が他と異なります。品質を高めていく過程で、もう一段上のレベルのワインを造るプロジェクトがVite Colte(ヴィーテ・コルテ)です。28~30℃で約20日間アルコール発酵を行い、その後オーク樽へワインを移した後、マロラクティック発酵を行います。そのまま最低でも2年間、樽の中で熟成させます。 瓶詰後、最低でも12カ月間はセラーで保管し、ワインを落ち着かせてから出荷されます。チェリーやトリュフの香りを含み、しっかりとしたタンニンを味わえるやや軽めのフルボディの赤ワインです。

2007
Chateau Croizet-Bages(シャトー・クロワゼ・バージュ )
pauillac(ポイヤック)
15、000円 (税別)
メドック地区ポイヤック村にあるメドック格付け5級のシャトー。シャトー・ローザン・ガシーなどを所有しているキエ家がオーナーです。カベルネ・ソーヴィニヨン75%、メルロ20%、カベルネ・フラン5%。3週間発酵させた後、12~18ヶ月熟成されています。新樽20%。深みのある紫色に熟したフルーツ、チェリー、プルーン、ラズベリーなど繊細でフルーティな香りが感じられ、みずみずしい余韻が口のなかでしなやかに溶け込みます。

2018
CHATEAU SEUIL MAZEYRES(シャトー・スイユ・マゼイル)
POMEROL(ポムロール)
14,000円 (税別)
ボルドー右岸の巨人、超希少シンデレラワイン『ペトリュス』のオーナー一族ムエックス家が作るワインです。フランスのワイン評価誌『ギ・ド・アシェット』で最高評価クー・ド・クール(心に残る衝撃的なワイン)を受賞したワインです。ブドウは必要最低限に抑えた減農薬を行い、手間暇かけて造られます。また、最大限のフィネスをワインに与えるため、不必要な手をワインに加えず、タンクから樽へ移し替える際は重力だけを利用しポンプは使わず、ノン・フィルターで移されます。バランスがとれ魅力的なメルロ種の多様性のおかげで、若いうちから楽しめるすばらしいポムロールワインで、ポムロールの土壌に適したカベルネ・フラン種のブドウは、長さと複雑さを加えます。

2010
Domaine Tortochot (ドメーヌ トルトショ)
Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes(ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ )
14,000円 (税別)
人気ドメーヌのトルトショが造るジュヴレ・シャンベルタンです。樹齢40年以上の古木、ヴィエイユ・ヴィーニュのピノ・ノワール100%を15ヶ月~18ヶ月オーク樽熟成。しかも有機農法でノンフィルターで造られています。凝縮された果実味と力強いコクにバランスの良いきれいな酸があります。グレートヴィンテージ2010年のフルボディです。

2012
Chateau Le Prieure(シャトー・ル・プリューレ)
Saint-Emilion Grands Cru(サンテミリオン・グラン・クリュ)
14,000円 (税別)
シャトー・ル・プリューレはもともと1897年からギシャール家が所有していた3つのシャトーの1つですが、2020年にカロン・セギュールのオーナーであるスラヴニールが取得しました。 畑はパヴィ・マカンやトロロン・モンドなど地域を代表するシャトーに囲まれた好立地で、ビオロジック、ビオディナミの農法も取り入れてブドウを栽培。過度な抽出を行わずに丁寧な醸造を行なっています。 濃い色調で、ブラックベリーやカシスなどの凝縮した果実味に溢れながら、しっかりとしたタンニンやスパイシーなニュアンスもそなえます。

2019
CASTELLO FONTERUTOLI(カステッロ フォンテルートリ)
CHIANTI CLASSICO GRAN SELEZIONE(キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ )
12,000円 (税別)
1435年より24代に渡り、キャンティクラシコでワイン生産を行うトスカーナの名門。11区画のサンジョヴェーゼを区画ごとに醸造し、タンクで26-28度で発酵。マセラシオンは15-18日で500Lフレンチオーク樽で18ヶ月熟成後ブレンドした後、コンクリートタンクで4ヶ月熟成後、瓶熟させています。カステッリーナ イン キャンティのテロワールを厳選したサンジョヴェーゼでピュアに表現。ドライフラワーや黒系果実の複雑な風味や凝縮感、美しい酸と骨格があり、卓越したバランスを持つキャンティクラシコの傑作です。

1999
Chateau CITRAN(シャトー シトラン)
Haut-Medoc Cru Bourgeois Superieur(オー・メドック・クリュ・ブルジョワ・シューペリュール)
12,000円 (税別)
シャトー・シトランは、オー・メドックのクリュ・ブルジョワ級で、スーペリュールに分類されているブルジョワ級トップクラスのシャトーです。「ときに格付けシャトーをも凌ぐ品質のワインを造る実力派シャトー」として、ロバート・パーカー氏をはじめ、多くのワイン評論家から称賛されています。収穫は丁寧に手摘みで行われ、フレンチオーク樽(新樽40%)を使用して発酵、16ヶ月の熟成を経てリリースされます。深く、濃い、艶やかな輝くようなルビー色で、赤系の果実香を主体に、新樽由来のオークのニュアンスが複雑に拡がります。程よい飲み口で、旨味が凝縮した若々しい果実味、良く熟してまろやかなタンニンのバランスがきれいに取れており、余韻の長い後味が好印象。ブルジョワ級のシャトーでも最上級のひとつと高く評価されるコストパフォーマンス抜群の1本。

2016
Chateau Grange Neuve (シャトー・グランジュ・ヌーヴ)
Pomerol (ポムロール)
12,000円 (税別)
キラ星のごとくスターワインが並ぶポムロール地区のワインです。ペトリュス、ルパン、トロタノワ等、価格も特別級のこれらのシャトーと全く同じ土壌を誇る潜在力超級シャトー。世界最高のメルロを生み出すこの地で、メルロー100%ワインとなります。ノンフィルターの影響からか重厚な色合いで、香りはブラックベリー、樽香、ナッツ、そしてナツメグ、カルダモン、ターメリックなど多重的なスパイスのニュアンスを感じます。濃縮感があり、ぽってりとした厚みを感じますが、アフターには硬質な、しっかりとしたミネラルを残します。

2019
CASTELLO FONTERUTOLI(カステッロ フォンテルートリ)
CHIANTI CLASSICO GRAN SELEZIONE(キャンティ クラシコ グラン セレツィオーネ )
12,000円 (税別)
1435年より24代に渡り、キャンティクラシコでワイン生産を行うトスカーナの名門。11区画のサンジョヴェーゼを区画ごとに醸造し、タンクで26-28度で発酵。マセラシオンは15-18日で500Lフレンチオーク樽で18ヶ月熟成後ブレンドした後、コンクリートタンクで4ヶ月熟成後、瓶熟させています。カステッリーナ イン キャンティのテロワールを厳選したサンジョヴェーゼでピュアに表現。ドライフラワーや黒系果実の複雑な風味や凝縮感、美しい酸と骨格があり、卓越したバランスを持つキャンティクラシコの傑作です。

2014
KALAK(カラク)
VINA MARTY(ヴィニャ・マーティ)
12,000円 (税別)
カラクは、ヴィニャ・マーティのプレミアムレンジの中では比較的新しいワインで、2012年がファーストヴィンテージです。アイコンワイン「クロ・デ・ファ」を造る際、マーティ氏は選別した原酒をアッサンブラージュしますが、その後数回テイスティングを行い、この過程で、惜しくもファーストワイン「クロ・デ・ファ」のレベルに達しないと判断された樽のものがカラクとして販売されます。ブドウの選別、ワイン造り、熟成と、同様の手間をかけていながら、価格はファーストラベルより数段安いワイン。 年間生産量はクロ・デ・ファよりもさらに少なくなるため、ヴィニャ・マーティの中では最も入手困難なワインかもしれません。力強いコクや渋みを感じる複雑味が魅力の重厚なワインです。

2006
Chateau Petit Faurie de Soutard (シャトー プティ フォリード スータール)
Saint-Emilion Grand Cru Classe (サンテミリオン グラン クリュ クラッセ )
12、000円 (税別)
日本では珍しいシャトーのサンテミリオン・グラン・クリュ・クラッセ(特別級)の人気シャトーです。古典的なサンテミリオンで、香りが高く、果実味がよく出ていておおらかですが、こってりとしていながら柔らかな風味をもち、しっかりとした骨格のあるワインです。ワイン評論家のD.ペッパーコーンに「ボルドーワイン」の中で「真の育ちのよさとフィネスを備えたスタイリッシュなワインだ。ここのワインは育ちの良さがはっきりしているが重量級のワインではない。」と絶賛させた、大人気サンテミリオン特別級のフルボディのワインです。

2017
CH. CANTEMERLE(シャトー・カントメルル)
Haut-Médoc(オー メドック )
12、000円 (税別)
1855年メドック5級に格付けされたシャトーです。比較的早くから飲めるワインとして人気です。カベルネ・ソーヴィニヨン52%、メルロー40%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%のフルボディのワインです。 深い色合い、控えめで持続性のあるアロマを持ち、長期熟成の高いポテンシャルを持つワインですが、若いワインを好む人にとってはすぐにでも楽しめる赤ワイン。注意深くデキャンタージュすると、心地よいブラックベリーのアロマが現れ、長い後味はリッチで程よく凝縮し、若々しさと新鮮味を現します。

2008
Chateau Lagrange(シャトー・ラグランジュ)
Saint Julien(サンジュリアン)
11、000円 (税別)
シャトー・ラグランジュは、サン・ジュリアン村にあるメドック格付け3級のシャトーです。1983年に「サントリー」が経営権を取得したことでも、その名が知られています。ブドウ(平均樹齢40年)を手摘みで収穫、ステンレスタンクで発酵、新樽60%で18~21か月熟成しています。瓶詰め前にフレンドしています。でピュアなアロマが感じられ、ヨードとスミレのノートが時間とともに現れます。味わいは、ミディアム・ボディで、しっかりとした肉付きの熟したタンニンがあり、バランスが取れています。

2018
生産者非公開
LA CROIX DES AUBRAIS(ラ・クロワ・デ・ゾブレ)
10、000円 (税別)
ボルドーの格付けシャトーの中で、ファーストラベルに選ばれるのはほんの一部で、ファーストラベルにも、セカンドラベルにもならないワインがあります。それらはアッサンブラージュの過程で選ばれなかった樽のものだったり、樹齢が基準に満たない区画のものだったりと理由は様々です。そのようなワインをヴァン・デクラッセ、つまり、敢えて格下げしたワインとして、樽ごと馴染みのネゴシアンだけにこっそり販売することがあります。それは、シャトーとの取り決めにより、製造元の公表ができない秘密のワインとして、限られた顧客だけに販売されることになります。 このワインは、まさしくこの掘り出しもののヴァン・デクラッセで、どこのシャトーであるかは明かされませんが、ポイヤックの2級格付けシャトーであることだけは公表しても差し支えないとの事。 ポイヤックの2級と言えば、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドかシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンしかありませんので、どちらにしても期待せずにはいられない、掘り出し物のポイヤックです。

2012
Benjamin Romeo(ベンハミン・ロメオ)
Predicador Tinto(プレディカドール・ティント)
10、000円 (税別)
プレディカドール・ティントはベンハミンが「最も力を入れているワイン」と言っても過言ではありません。ベンハミンのボデガ・コンタドールで最も生産量の多いワインです。そして、スペインの星付きレストランの全てにオンリストされているワインでもあり、全世界に沢山のファンがいるワインでもあります。色調は紫を残した濃いガーネットで、香りは凝縮感を含み、ブラックチェリーやブラックベリーのコンポートやロースト香、ヴァニラを含む甘苦系スパイスや土、ほのかな樹脂などの香りが調和しており、まろやかで膨らみのある果実味が広がります。フルボディ。

2018
Jean Tardy(ジャン・タルディ)
Bourgogne Hautes-Cotes de Nuits Cuvee Maelies(ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ルージュ キュヴェ・マエリー)
10、000円 (税別)
ヴォーヌロマネを拠点とする家族経営のドメーヌ。ヴォーヌロマネ村の上部に隣接する村、コンコールに位置する東西の斜面になる葡萄を手摘み収穫し使用します。キュヴェ名のマエリ―は現当主の娘の名前から名付けられました。ラズベリーやプラムの赤黒系果実にスパイスのニュアンスの華やかな香りを持ち、熟した果実味としなやかなテクスチャーがチャーミングなミディアムボディのワインです。

2014
Chateau Lilian(シャトー・リリアン)
Ladouys St Estephe (ラドゥイ・サン・テステフ)
10、000円 (税別)
シャトー・リリアン・ラドゥイは、サン・テステフのブルジョワ級シャトーで、2003年、晴れて「ブルジョワ・シュペリュール」に昇格し注目を集めています。パーカーポイント90点獲得。発酵とマセラシオンは土着の酵母で行い、ステンレスタンクで35日間寝かせます。その後は新樽比率30%?50%のオーク樽でマロラクティック発酵され、3ヶ月ごとに澱引き、18?20ヶ月熟成。そうやって丁寧に造り上げられたワインは、チェリーやブラックカラントのアロマが広がり、タバコやスパイスのニュアンスも感じることが出来ます。 心地良いテクスチュアと、豊かでベルベットのようなタンニンに、程よく樽香が効いた、バランスの整った味わいです。 外観は深みあるルビー色で、香りからはブラックチェリーや黒スグリの芳醇なアロマ。 口に含むと、凝縮された果実の味わいに石灰や木炭などの複雑なニュアンスが重なり、ローストしたハーブや甘草を思わす風味を感じます。 余韻ではシルキーなタンニンがワインに深みを演出しており、とてもエレガントな赤ワインです。

2019
Chateau d’Issan(シャトー ディッサン)
Blason d’Issan(ブラゾン ディッサン )
10、000円 (税別)
セカンドワインであるブラソンディッサンは、マルゴーのアペラシオン地域で育つ若いブドウの中から選択できるようにするために、1995年に生産されました。 若樹から収穫される葡萄は、テロワールの特徴を持ちつつもグランヴァンとは違い、より早く楽しむことができ、ワインに丸いフルーティーさと美味しさを与えます。14~16か月間樽で熟成されます。コクのあるしっかりした果実とタンニンの味わいがバランス良くまとまったワインで、現地でも人気を高めています。

2015
CHATEAU FLEUR BADON(シャトー・フルール・バドン)
SAINT EMILION GRAND CRU(サン・テミリオン・グラン・クリュ)
10,000円 (税別)
最近グラン・クリュに昇格した、今まさにのぼり調子の注目シャトーです。このシャトーの粘土質の畑は、下層に酸化鉄のある重粘土土壌、ポムロールに通じる条件を持っており、メルロ栽培に最適の、選ばれたテロワールといえます。 完熟プラムや、ブラックベリーを思わせる黒い果実の香りに、カルダモンやクローブを思わせるエキゾチックな香りを持ち、口当たりはスムースでクリーミーな質感を感じますが、徐々に渋みのあるがっしりとした構成を感じられます。肉料理全般によく合いますが、香りの強いスパイスやハーブを使った肉料理がお勧めです。フルボディ。

2012
UMBERTO FIORE(ウンベルト・フィオーレ)
Barolo D.O.C.G(バローロ D.O.C.G)
10、000円 (税別)
イタリア最高峰として、また上質赤ワインの代名詞として有名なバローロ。バローロを名乗る為には、実は厳しい制約が法律で定められており、ブドウ品種は「ネッビオーロ」という固有品種を100%使用すること、上質なワイン用ブドウを生産できる、指定地域からとれたブドウのみを使用すること 、また収穫量の制限、さらに熟成期間の制限と、1本のワインに仕上げるまでに多くの制約があります。香りはブラックチェリー、ブラックベリー、カシス、プルーン、続くようにレザーの香りがし、口に含むとまず特徴的な渋みがきます。ワインとタンニンが重厚な質感を持って口の中を覆い、厚みのある飲み心地を感じさせます。果実の甘み、酸味、樽香…と様々な要素が渾然となって、とても深みのある味わいのワインです。更に渋みがもう少し落ち着くまで、あと数年熟成させることで、より素晴らしい味わいへと変わるポテンシャルを 感じさせてくれます。合わせる料理は、肉料理、牛肉料理がお勧めです。鹿肉やイノシシといったジビエ料理もとてもよく合います。 牛肉ならば、シンプルな厚切りステーキや赤ワイン煮込みのような重厚な料理がお勧めです。

Belcolle Barolo (ベルコッレ バローロ)
Bosio(ボジオ)
10、000円 (税別)
Bosio(ボジオ)
10、000円 (税別)
若き当主、ルカ・ボジオによってピエモンテに設立されたボジオ・ファミリーエステート。伝統を守りつつ、最新の設備を導入するなど、常に新しい挑戦に邁進。評論家が海外から訪れるなど、そのクオリティーの高さが伺える注目のワイナリーです。色は美しく輝くガーネット色。チェリー等の黒系果実とすみれ、なめし皮、コーヒー、白コショウ等を伴う複雑な香りを持つ上に、しっかりとしたオーク樽の華やかなアロマを持ちます。赤系果実とミネラルやスパイスのニュアンスでバランスが良く、上品なタンニンと豊かな果実味が感じ取れる上品な余韻が長く続く味わいのバローロです。

2018 小布施ワイナリー
Sogga Père et Fils Ordinaire Merlot (ソガ ペールエフィス オーディネール メルロー)
6,000円 (税別)
国産ブドウ・自社醸造100%にこだわり、小布施の大地の恵みをブドウに封じ込め、五感を使ってワインを造る熱き人が醸すワイナリーです。2018年から装い新たにオーディネール(赤)はメルロ単一のワインに生まれ変わりました。香りは控えめな樽、ブラックベリーの香りで、メルローとしては酸味を感じるミディアムボディーです。タンニンはあまり強くなく、飲みやすい印象です。

2021 Louis Jadot(ルイ ジャド)
Bourgogne Pinot Noir (ブルゴーニュ ピノノアール)
8,000円 (税別)
若いときには赤い果実のフルーティさを発揮し、時間と共に、森の枯葉の香りや、スパイシーな熟成した香りで楽しませてくれるワインです。ブレンドにもちいられるコート・ド・ニュイのワインは深みのあるタンニンをもたらし、コート・ド・ボーヌのワインは果実味を与えます。ピノ・ノワール品種個性を非常に良く表したミディアムボディのワインです。

2016 Ch.de Seguin(シャトー ド スガン)
Bordeaux. Superreur (ボルドー シュペリール)
5,000円 (税別)
1996年から毎年のように国際的なコンクールで入賞しているワインです。グラスに口を付けた瞬間から、濃密カシスやチョコレートなど甘い果実香が鼻に抜けて行き、口に含むと肉厚で柔らかなタンニンが舌全体をネットリと覆います。さらに深煎りコーヒーや焼き立てバゲットのように上品な樽香が喉の奥からフワッと舞い戻ってくるバランスのよいミディアムボディのワインです。